カジュアル感覚で遊ぶ競馬ゲーム iPhone版「ダービーオーナーズクラブ」攻略

iOSアプリにようやく本格的な競馬ゲームが配信されました。
これまではモバゲーなどのカードバトル系ソーシャルゲームがメインでしたが、「ダービーオーナーズクラブ」では育成+レースアクションが加わったものとなり、よりゲームらしくなっています。

本格的と書きましたが、リアルに競馬中継を見ている者にとっては違和感のある部分も結構あるので、あくまでカジュアルな競馬ゲームと考えた上で遊ぶようにしないと白けてしまうので注意。

基本プレイ無料ということで、1日にちょっとずつ遊べるゲームなので社会人プレイヤーには嬉しいシステム。
課金しなくてもそれなりに満足できるのが特徴です。

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iPhone/iPad両対応版:DERBY OWNERS CLUB  DERBY OWNERS CLUB - SEGA CORPORATION
メーカー:セガ
配信日:2012年8月7日初回ver配信
価格:無料
その他:アカウント登録することでデータはサーバーに保存される





【アカウント登録】
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プレイ開始前に必ず「プレイヤー名」と「パスワード」を作成しますが、これは自分専用のアカウントになり、もしiPhoneとiPad両方で楽しみたい場合は、「アカウント管理」から入力してログインするとデータは共通して使用できます。
データはサーバーに保存されるので、アプリを消去しても次回遊ぶ時にログインすれば元のデータで遊べます。


【チュートリアルは長い】
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序盤はウマコが適宜遊び方を指南して誘導してくれるので、遊び方がわからなくなることはまずないはず。
ただしチュートリアル終了まで約30分程度かかるので長い!

特にレースシーンではムチボタンのみ(チュートリアル終了後3ボタンに変化)しか使えないこともあり、この段階でリアルに競馬中継を見ている者からすれば、何でバックストレッチからムチバシバシ叩いてるんだ。
と違和感たっぷりで、この時点で白けて覚めてしまうところですがもう少しガマンしましょう。

ちなみにこのゲームは基本プレイ無料ということでチケットを消費して行動できる回数が決まっていますが、2回目にプレイするときには終了しているはずです。
あと、この手のゲームにしては最初は1回のプレイ時間が長く、行動終了までに20分ぐらいはかかります。



【本格的にスタート】
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長いチュートリアルが終わると自由にプレイ可能です。大まかな流れとしては
1:馬とのふれあい(ハートが減った時のみ行えばよし) チケット1枚消費
2:調教(調教後エサやり) チケット1枚消費
3:レース チケット2枚消費

このループでチケットは3~4枚消費することになり、チケットがMAXなら2~3レースは1回のプレイで遊べることになります。
レベルアップした時はすぐにチケットは全快するので更に遊べます。

レース終了後の結果によって
DP(施設を買うポイント)
ガチャポイント(馬カード、調教のお助けカードなどとして使用する)

をもらえるので、適宜使用していきます。

流れに沿ってポイントを解説

【ふれあいの森】

ハートを擦るミニゲームとなっていて、馬のハートが3分の2程度は溜まっていないと能力を発揮できないので、2レースに1回ぐらいのペースでする必要があり。
しかしこの作業がこのゲームで一番煩わしく面倒くさい。


【調教】
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調教はコース毎、単走or併走毎に能力アップがことなるので、競走馬の脚質によって調教施設は1つに絞ったほうがよい。

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操作説明の「競走馬の脚質」で脚質毎に上げればいい部分が解説されていので、解説に合わせて調教します。

調教後に「エサやり」が必ず発生しますが、無課金プレイなら基本「水」
能力はアップしませんが、これでレースに挑むことができます。
お馬さんが水かよ!みたいな顔をしますが、ちゃんと満足してくれます(^_^;)


【レース】
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右上に「ノーマル」「ベテラン」操作がありますが、特に差し、追い込み馬はベテラン操作で状況に合わせてポジションを作って行かないとよく負けます。
「おすすめ」を選ぶより、エサアイテムをもらえるレースを選んだほうが得。

以下は一番むずかしい追い込み馬でのプレイ方法を解説

序盤のポジション
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実際の競馬でも同じ能力なら展開に左右されにくい逃げ・先行馬が勝ちやすいですが、このゲームではよりその傾向が顕著で、CPUの逃げ馬が中々バテてくれません。

このことを踏まえた上で、序盤は後方にとらわれずスタミナを考慮に入れつつ積極的に前へポジションを取りにいきます。
黄色の弱ムチを連続で2~3回タッチして、少しスタミナが回復したらまた弱ムチ2~3回をセットにします。

ダビオナではディープインパクトのように3~4コーナーから一気に捲るような脚は使えません。
追い込み馬でも先行馬だと思うぐらいの気持ちでポジションを取ります。

残り1000メートル
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残り1000メートルの時点でスタミナが半分程度あるのが望ましいです。
ポジションはこの時点で後方のままだったら、弱い馬ならほぼ負けます。
この辺りから弱ムチと合わせて強ムチを使っていきます。


残り500メートル
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この辺りでスタミナは画像ぐらいまで、前に取りついていれば残り1ハロンでスタミナ切れになってもいいぐらいの感覚。
4コーナーから直線は、ほぼ強ムチ1本。但し連打はせず一定の感覚で。
ちなみに2400メートル以下のレースでは毎回、1頭だけ単騎で逃げる馬がいて、大抵ゴール前までしぶとく粘ります。


ゴール前
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追い込み馬の場合スタミナが切れても勢いがあるので、極端な失速はありません。
残り1ハロンぐらいでスタミナが無くなっても後続の追走を振りきってゴールできます。

初期馬ではG3クラスになると中々勝てなくなりますが、オープン特別クラスだとしっかり能力を上げていれば楽々連戦連勝できるので、あえてこのクラスのレースばかりに出走してご褒美のエサアイテムを沢山入手し今後に備えるやり方が無課金プレイの一番の近道だと思います。


【施設購入】
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施設は「調教コース」のみを買うこと。
厩舎は馬を3頭以上育成する上で必要ですが、無課金プレイでは手がまわらないので必要なし。
デコレーションも特に影響は与えず外観だけだと思うので必要なし。
ある程度、購入できたら併走コースを中心に施設強化すると能力の伸びがより早くなります。
無課金プレイでは施設の購入・強化のみに特化する。


【馬カード】
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最近の活躍馬がメインですが、所々オープンで脇役だった馬達が入ってる所がいいですね。
でも子供の頃メジロマックイーン・マンガ風のシルフィードを見てきた者としては当時走ってた脇役馬、
ツインターボ、ハシルショウグン、ホワイトストーンなどなどちょっと昔の馬達もカードにしてほしかったです。


以上が序盤をプレイした上で有効な攻略でした。
以下は競馬ファンから見たこのゲームの違和感です。

<コース取りの概念がない>
実際の競馬では開催終盤・道悪馬場なら圧倒的に外差しが決まる傾向になってきます。
なのにゲームでは、どの馬も直線インコースに殺到し外差しが決まるどころか、楽々と内の馬が残ってしまいます。
ほとんどの競馬ゲームはこうしたコース取りや馬場を考慮されていないので、この辺りはゲームだと思って割り切る必要があります。

<向こう正面からムチ連打>
とにかくスタートしてから常にバシバシムチを叩かれます。せめて弱ムチを追い動作にしてくれたらマシになるはずですが・・・
まぁ実際の競馬も最近はスロー展開が目立ってるので、これぐらい積極的に動いて欲しいところでもあります。

<ペースがいい加減>
レース中1000メートル通過タイムが表示されないので、ペースが掴みにくい。
おそらくハイペースだと思われるがCPUの逃げ馬が全然失速しないことに違和感。

8月13日追記
1週間ほどプレイしてみましたが、ダビオナではかなりレース展開や競走馬の適正がいい加減であることが分かって来ました。
オープン特別クラスなら初期馬でもある程度鍛えれば連戦連勝できるのですが、芝馬がダートを使っても勝てますし、距離適性も関係なくどんなレースでも勝てました。
レース展開は決まって1頭だけ大逃げする馬がいて、これがシルポート並に渋く粘ります。
結局は馬の能力だけで勝敗が決まるという感じです。

8月16日追記
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無課金プレイでも重賞レースに勝てることを確認しています。
馬の能力は画像のように脚質に合わせた能力をMAX近くまで上げないと厳しいようです。


色々あるものの、カジュアルな競馬ゲームとしてみればお金も時間もかからず面白いので久しぶりにオススメのゲームです。


[ 2012/08/11 23:22 ] アプリ(ゲーム) | TB(0) | CM(0)

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