2015年 1月最新版 Android SDKインストール手順(Windows8対応)

2015年1月時点での最新版AndroidSDKインストール手順。
Windows8及び8.1向けですが、Vista・7でも同様の方法で大丈夫だと思います。

なお私自身プログラム等の知識は皆無で、ネットの情報を元に自分で試した結果を細かい手順を省かず初心者向けにまとめたものですので、この手順以外での不明点などはお応えできない可能性が高いのでご了承ください。

STEP1:必要なソフトをダウンロード


AndroidSDK本体
Java Platform (JDK)

SDKのダウンロードはリンク先の、SDK Tools Onlyの項目(ページ下段辺り)にある「android-sdk_r24.0.2-windows.zip」をダウンロード

JAVAのダウンロードはリンク先から
Accept License Agreementにチェックを先に入れておき、PCが64bit機なら「jdk-7u71-windows-x64.exe」32bit機なら「jdk-7u71-windows-i586.exe」をダウンロード。

※上記は記事作成日時点でのverですので最新版が出ていればそちらを使います。
なお後述の項目でも現verでのファイル名表記となっていますので、そこは最新版のファイル名に当てはめて行ってください。


STEP2:ソフトをインストール


2015y01m04d_173359225.png

AndroidSDKはZIPファイルなので解凍し出来たフォルダをまとめてCドライブ直下にコピー。


2015y01m04d_173926173.png

JAVAはインストーラーなので、そのままウィザードに従ってインストール。
場所はC:\Program Files\Javaに作成されます。


★補足★
新しいverへ入れなおしたい場合は、「android-sdk-windows」はフォルダ毎削除し、最新の物を同じ手順にコピーするだけ。

JAVAは新しいものをインストールすると画像のように旧VERと共存する形で残ります。
残しておいても問題はありませんが、削除する場合はコントロールパネルから「Java SE Development Kit7 Update ○○(○○bit)をアンインストールします。
(これで古い方のjdkフォルダが削除されます)

この後も手順通りに進め、STEP4のパス設定は基本そのままでも問題ありませんが、エミュレーター等も合わせて使っている場合は、対象フォルダのパスだけ書き換える必要があります。(STEP4参照)


STEP3:SDK managerを起動しツールをインストール


android-sdk-windowsフォルダ内にある「SDK Manager」を起動。

2015y01m04d_174852194.png

「Tools」フォルダ内の以下3つのアイテムにチェックを付ける。

・Android SDK Tools
・Android SDK Platform-tools
・Android SDK Build-tools(Ruv.欄にある一番新しい数値の物だけでよい)



「Extras」フォルダ内にある以下の2つにチェックを付ける

・Google USB Driver
・Google WEB Driver



Android5.0.1(API21)項目に付いているチェックは全て外す


続いて「Install ○ packages」をクリック。


次に開く画面はインストール前の利用規約画面なので、「Accept License」をチェック後「Install」クリックでツールのインストールが始まります。


インストールゲージが消えたら完了なのでウインドウを閉じてOK。


※この記事ではADBドライバーを使ってのバックアップ&復元目的用に最小限のツールを指定しています。
エミュレーターを使ったりする場合はAndroid5.0.1(API21)項目などもインストールすればPC上でエミュレートできます。
但し容量が非常に多くなるので注意。



STEP4:Android SDKパスの設定


2箇所あるので片方をコピペした後もう片方をコピペすることになります。

2014y03m04d_211944745.png

Android SDKの中身にある「platform-tools」フォルダを開く。
フォルダ場所をコピーする。(アドレス欄の空白部分をクリックすると上記のようにコピーできる)

2014y03m04d_214641252.png

Android SDKの中身にある「tools」フォルダを開く。
フォルダ場所をコピーする。

2014y03m04d_212509914.png

コントロールパネル-システムとセキュリティ-システム-システムの詳細設定-環境変数
まで進むと上記画面になる。

「システム環境変数」から「Path」を選択し「編集」

2014y03m04d_212554104.png

「変数値」の最後尾にまず「;」を最初に入力すること。
その後ろに先ほどコピーしたアドレスを貼り付ける。

;C:\android-sdk-windows\platform-tools;C:\android-sdk-windows\tools

この手順ではこのようなアドレスになりますが使用者のPC環境によって異なるので注意。


※ADBドライバーの取得用には上記2点で問題ありませんが、エミュレーターもそのうち使う場合は、STEP1でインストールしたJAVAフォルダ
;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_71\bin
も付け加えて置く必要があります。
(新しいVERをインストールした時は前のアドレスを削除してから書き加えます)



STEP5:PC再起動


Windows8ではシステム変更を行った際シャットダウンでは反映されないので、必ず再起動を行う。



STEP6:確認


2013y07m07d_111215421_20150430201632028.jpg

コマンドプロンプトを開き「adb」と入力しエンター。
上記のように英文がズラズラっと表示されていればSDKの構築は完了。
(意味はわかりませんので、画像と似た感じならOKとして大丈夫だと思います)


以上でAndroidSDKの構築は完了です。

2014年3月4日:「AndroidSDK構築手順」記事作成
2015年1月4日:最新r24.0.2に合わせ記事本文・画像を加筆修正



アプリバックアップ&復元方法



<事前準備>
※事前に使用するスマートフォンに対応したADBドライバーをPCにインストール。配布先は関連記事のリンクで。
※スマホ設定-開発者向けオプション-USBデバッグのチェックをONにする
※スマホとPCに接続するケーブルは「ELECOM Micro-USB(A-MicroB)ケーブル 0.15m」が15cmと短いケーブルでお手頃価格なのでオススメです。


<バックアップ>

1:スマホをPCとケーブル接続させる。
2:コマンドプロンプトで以下のバックアップコマンドを入力しエンター

adb backup –f [バックアップ先ファイル名] –apk [アプリのパッケージ名]

3:スマホ側がフルバックアップ画面表示になるので、パスワードは入れずに「データをバックアップ」
4:ファイルはPC側のユーザーフォルダ直下に○○.abで出力される。


(補足)
・バックアップファイル名は任意の名前でOK(英数字で)
・アプリのパッケージ名はGooglePlayを開き、各種アプリページのURLで=から&までの間にある記述

例:マネックストレーダーアプリの場合
adb backup -f monex.ab -apk jp.co.monex.mt
(赤ラインは半角スペース)
2013y07m07d_145800836_20150430201632027.jpg


・パッケージ名はApp Backupアプリを使って確認する方法もあり、こちらの場合はAmazonストアやスクエニマーケットなど外部サイトで入手したアプリでも簡単に調べられる

back1_20130707153658_2015043020163499e.jpg

apkファイルのプロパティで見れる。
ちなみにファイルマネージャーはSolid Explorerを使用してます。



<復元方法>

1:スマホをPCとケーブル接続させる。
2:コマンドプロンプトで以下の復元コマンドを入力しエンター

adb restore [復元元ファイル名].ab

3:スマホ側が復元画面表示になるので、パスワードは入れずに「データを復元する」


(補足)
・復元元ファイル名はバックアップ先ファイル名で任意に付けたもの

例:マネックストレーダーアプリを「monex」名でバックアップしていた場合
adb restore monex.ab
2013y07m07d_145957936_20150430201636b62.jpg



以上のバックアップ&復元はアプリ内データを完全に復元することができるので、機種変更した時などに役立ちます。

2014年3月4日:「アプリバックアップ&復元方法」項目作成


<関連記事>
SDK環境無しで全てのAndroid端末にADBドライバをインストールできる「15 seconds ADB」の使い方
PC上でAndroid4.4(KitKat)を動作させる方法
root・SDK構築不要 Android完全バックアップアプリ「Helium」使い方
メーカー毎のADB/USBドライバー配布リンク先


[ 2015/01/04 18:11 ] Android(SDK) | TB(0) | CM(9)

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[ 2014/03/27 14:48 ] [ 編集 ]

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[ 2014/04/28 21:37 ] [ 編集 ]

Re: SDK manage

夢の旅人さま
コメント欄のほうに返信しておきました。
> android-sdk-windowsフォルダ内にある「SDK Manager」を起動
> すると、一瞬何かが立ち上がり何の進展も無いのですがどうすれば?

この現象を検索してみましたら、いくつか出てきて対処法を掲載しているサイトを発見しました。
Android SDK Manager が起動しない時の対策
http://d.hatena.ne.jp/magnitude6/20130130/1359511639

「SDK Manager 一瞬」というように検索をすると他にもサイトが見つかりますので探してみてください。
[ 2014/04/29 09:00 ] [ 編集 ]

参考にさせていただきました!

Windows8.1に環境を変えたらADBの実行でエラーが出るようになり、
以前のセットアップ方法を忘れてしまい、徘徊していてたどり着きました。

無事にセットアップできました。
ありがとうございました!
[ 2014/09/14 11:14 ] [ 編集 ]

ありがとうございます。

Nexus7をAndloid L から戻す際に誤操作からドロイドが寝たままになり、USBも認識しない。
TOOLに頼っていた為、コマンドプロンプトからの入り方ががイマイチ理解できず、
巡り巡ってこちらに辿り着きました。非常に分かりやすくて助かりました。
無事立ち上がり、嬉しくて感謝申し上げます。ありがとうございます。
今後とも参考にさせて頂きます。失礼します。
[ 2014/10/23 23:56 ] [ 編集 ]

ありがとうございます!!

ずっと分からなかった具体的な作業が全部確認できました!
当初ヘリウムを使っていたんですが、どうもアプリ側の問題で使えなくなってしまっていたためAdb backupが必要でした。

本当に感謝です!

少しだけ補足してほしい点として、アプリごとにパッケージ名を入れない方法を多くの方は採用されているようなんですね。

adb backup -apk -shared -all
をコマンドプロンプトに入れるとフルバックアップされるようです。

加えて、基本的なことなのですが、端末側でフルバックアップが終わったらどういう画面に遷移されるのか、官僚の合図のようなものを記載して頂けると後々の人も安心できるかと思われます!

ありがとうございました!
[ 2015/03/23 22:06 ] [ 編集 ]

アプリ開発

はじめまして!
無料でアプリを簡単に作成できるツールを公開中です。
よかったらぜひお試しください(^^)
また遊びにきます!
アプリ&ブログがんばってくださーい
クールアプリ(http://www.coolapp.jp
[ 2015/04/07 12:50 ] [ 編集 ]

お願いします

はじめまして
9patchの使い方で拝見させて頂きました。
一番参考になりました。ありがとうございます。
一つ質問があるのですが・・。
(**.9.png)で保存された画像に黒線が残ったままで
端末で表示させても残ったまま、9patchで作ったようにならないのですが。
原因がお分かりになるようでしたらお教え下されば幸いです。
お願い致します。
[ 2015/04/30 02:58 ] [ 編集 ]

ありがとうございました!

SDKのセットが上手く出来ました。分かりやすい説明ありがとうございました!
[ 2016/11/20 11:18 ] [ 編集 ]

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