ARROWS NX F-06E 購入後最初に行うべき本体設定解説

ARROWS NXを購入し最初にしておきたい本体設定の解説です。

【ホーム画面】

※ホームは3種類内蔵されているが、富士通独自のNXホームの出来が良いので、このホームを使った解説です。

<ホーム設定の変更>

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端末メニューアイコン-ホーム設定 から編集可能。
特に設定しておきたい項目を抜粋。

・ページ編集
で画面数を増やし、画面長押しで減らす(ゴミ箱)ことができる。また画面の入れ替えも可能。
中心となるホーム画面は左上の画面(ホーム上では一番左)が固定され、他の画面へ指定することはできないので注意が必要。




・表示パターン
横4×縦5のアイコン配列にできるのがNXホームの特徴。
4×4より見栄えがします。

・アイコン変更

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すべてのアプリアイコンに対しNXホーム独自に収録されているアイコンへ変更可能。
数百種類内蔵されているのでお好みで。


【トグルスイッチ編集】

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通知領域のトグルスイッチ各種を長押しすると編集モードになり他のパネルへ変更可能。
配置できるパネルは最大8枚。NFCパネルのみ収録されていないのが残念です。


【本体設定】

※デフォルト設定から変更しておいたほうが良い項目だけ抜粋しています。

<無線とネットワーク設定>

・データ使用
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Xiパケホーダイ・ダブル契約で、これ以上のパケット通信を止めたい時に設定すると便利。

モバイルデータ・・・ここをOFFにすると3Gでのパケット通信がされなくなります。(通話は可能)
通知メニューの「モバイルデータ」アイコンからでもON/OFFできます
モバイルデータの制限を設定・・・チェックを入れると赤・オレンジのラインがグラフに表示。
例えば赤のラインを「2GBに制限」に合わせておくと、2GBに到達した時点で3G/LTEでのデータ通信が自動的に行われなくなります。

また右下のメニューアイコンから
バックグラウンドデータ制限・・・チェックを入れるとスリープ中にメールや各種アプリのデータ同期が行われないようになります。
Wi-Fiの使用状況を表示・・・チェックするとWi-Fiで使用したデータ量も見ることができます。


・テザリング
事前に「Wi-Fiアクセスポイントを設定」で初期パスワードを任意のパスワードへ変更しておくと使いやすくなります。
テザリングは自宅のWi-Fiを使用するものではなく、3G/LTE回線を使用することになるので、この機能を使うとAP側となるF-06EのSIMカードにパケット通信が発生するということを覚えておきましょう。


・NFC/おさいふケータイ設定

NFC/おサイフケータイロック
・・・チェックを入れるとEDY等チャージしていても支払いができなくなります。必ずチェックを外しておきます。
Reader/Writer,P2P・・・簡単に言うとNFCのON/OFFです。
F-06EではNFC用のトグルスイッチが無いので、NFCを利用したい場合この項目にチェックを入れておく必要があります。
Androidビーム・・・端末同士を触れさせてNFCでファイル送信を使いたい時にチェックを入れます。
Bluetoothイヤホンなど外部機器と同期する際にはチェックは不要なので、Androidビーム=端末同士の転送とおぼえておきましょう。

なお端末のNFCが内蔵されている部分は背面カメラ付近です。


<音・バイブレーション設定>

ふせたらサウンドオフ・・・富士通独自機能で着信があった際、端末を伏せると音が停止する機能。
デフォルトではOFFになっていますが、便利なのでONにしておきます。

マイク入力・・・Bluetooth機器で通話をしたいときなどは、この項目でイヤホンマイクへ変更しておく必要があります。

はっきりタッチ・・・購入直後画面をタッチすると必ずバイブが発生してしまいます。
気になる場合は、この項目でチェックを外すとバイブ振動しなくなります。


<ディスプレイ>

・画面の明るさ
・・・明るさ自動調節はOFFがオススメ。これはどの端末でも言えますが、自動調節機能は蛍光灯などに敏感に反応しすぎます。
また輝度は85%程度にしてもバッテリーに大きく影響しないので明るくしても問題ありません。

・スリープ/持ってる間ON・・・富士通独自機能。ブラウザなど使用中スリープにならなくなるので、ONがオススメ。
水平時すぐにスリープはYOUTUBEなど動画視聴時には作動しませんが、アプリによってはスリープしてしまうこともあるので、OFFのほうが使いやすい。

・ナビゲーションバー・・・画面下のホームアイコンなどが並んだバーの事を指しています。
色は「ブラック」よりも「ダークグレー」のほうが合っていると思います。

・電池アイコン・・・これは%表示付きの電池アイコンのほうが残量がわかりやすいので必ず変更しましょう。

・うっかりタッチサポート・・・富士通独自機能。手のひらが画面端に触れていても、アイコンタッチの反応がするようになります。
利き手についても指定しておいたほうが若干タッチ精度が増すような気がするので、ここはONにしておいたほうが便利だと思います。


<マルチメディア>

・動画補正/静止画補正・・・富士通独自機能で映像表示に補正が入ります。好みになりますが、せっかくのメーカー端末を使うならONにしておくべき。

・DOLBY DIGITAL PLUS設定

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富士通独自機能で、これを使用するとしないでは大きく音質が変わってくるので必ず常時ONにしておきます。
電源ボタンアイコンをタッチするとONになり、通知領域にアイコンが常時点灯し、この状態で使用中ということがわかります。
ホーム画面にウィジェットを配置しておくと、動画・音楽モードの切り替えもスムーズに行うことができます。


<アプリケーション>

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定番の設定ですが、ドコモアプリなど自分が不要だと思うアプリは「無効にする」で非稼働にすることができます。
アンインストールするわけではないのでいつでも元に戻せます。


<ドコモサービス>

・アプリケーション管理
ここでは内蔵ドコモアプリのアップデートや再インストールが可能。

・ドコモアプリWi-Fi利用設定
「Wi-Fi利用設定」を済ませると、SPメールなど一部ドコモのサービスがWi-Fi接続でも受信できるようになります。
SPメールの設定でこのWi-Fiも合わせて設定可能なので、以下の記事を参考に
自分で行うSPモードメールの設定方法

・ドコモアプリパスワード
ドコモアプリ(SPモードメール)の設定で度々入力要求されるパスワードを任意に設定できます。
設定していない場合は「0000」

ドコモWi-Fiかんたん接続

ドコモが提供している公衆無線LANがある場所でWi-Fi接続できるようになります。
現在Wi-Fiかんたん接続に契約すると月額利用料が永年無料になるキャンペーンをしています。
お得な契約なので、以下の記事を参考に利用をしたほうが使い勝手がよくなります。
公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」がずっと無料キャンペーン


その他、通話関連のドコモサービスの詳細

声の宅配便・・月額使用料無料 声でメッセージを録音しSMSで相手に送れるサービス。
留守番電話サービス・・月額使用料315円 電話に出られない時相手からのメッセージを録音してくれるサービス。
転送電話サービス・・月額使用料無料 これはよくわからないので公式ページで確認してください。
キャッチホン・・月額使用料210円 電話中に他から電話がかかってきても、受話中相手を保留にして受け取る事ができるサービス。
発信者番号通知・・月額使用料無料 相手の端末に自分の名前等が表示される。最初から「通知にする」に設定されている。
迷惑電話ストップサービス・・月額使用料無料 イタ電相手の番号を指定して着信できなくすることができるサービス
番号通知お願いサービス・・月額使用料無料 発信者通知「しない」人からの着信があると、必ず「する」にしてとガイダンスしてくれるサービス。「しない」着信は強制的にシャットアウトされるので注意。
通話中着信設定・・よくわからないので公式サイトで確認してください。
着信通知・・月額使用料無料 電源OFF/圏外時に着信があった場合SMSでお知らせしてくれる。
英語ガイダンス 月額使用料無料 英語でガイダンスしてくれる。留守番電話との組み合わせで。
遠隔操作サービス・・月額使用料無料 紛失時にロックをかけることができる


<セキュリティ>

左にスライドでカメラ起動・・・スリープから復帰した時のロック画面ですぐにカメラ起動できるようになり便利なのでONにしておきます。

セキュリティ解除方法
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ロックセキュリティを使う場合、富士通独自機能の「指紋認証」がオススメ。
パターンロックよりも強固なセキュリティとなります。

提供元不明のアプリ・・・定番ですがAmazonストアなどGooglePlay以外からアプリをインストールする場合ONにしておく必要があります。


<自分からだ設定>

F-06Eでは歩数計機能の暴走も無くなり、安定して動作するので常時ONで計測しても大丈夫になりました。


<スライドイン機能設定>

ランチャー設定
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富士通独自機能。アプリ間移動が楽になるのでよく使う機能を設定しておくと便利です。

スライドスポット
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ランチャーを呼び出す場所を変更できます。
デフォルトなら画面左下から中央に向かって画面をなぞるとランチャーが開く仕組み。
「キャプメモ」というのは、スクリーンショットですがその後自由に書き込みができる富士通独自の機能で、Googleマップなんかで使うと非常に便利です。


<言語と入力>

どの端末も共通ですが、辞書登録機能を使うと入力の手間が省けて便利です。
NXinput(アイコン部分)-ユーティリティ-辞書ユーティリティ

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例えば、読みを「め」として、単語に「メールアドレス」を指定しておけば、キーボード入力の際、「め」と入力後変換をすれば、登録したメールアドレスが変換一覧に表示されるので、すぐに入力することができるようになります。


<開発者向けオプション>

※OS4.2では隠し項目となっており「端末情報」の「ビルド番号」部分を7回タッチすると開くようになっています。

USBデバッグ・・・ONにしておくと、アプリ内のデータをバックアップ/リストアもすることができます。

ちょっと手間がありますが、以下の記事に構築方法を掲載しています。
2013年 7月最新版 Android SDKインストール手順(Win8対応)


【ADBドライバーのインストール】

ARROWS NX F-06E用のADBドライバーをインストールしたい場合は以下の記事を参考にしてください。
ARROWS NX F-06E用ADBドライバーのインストール手順
このドライバーをインストールすることで、上記USBデバッグを使用してのバックアップ/リストアが可能となります。


【オススメの解説本】

ARROWS NX F-06E 完全ガイド (マイナビムック)
現時点で発売されているARROWS NXの解説本の中では、マイナビから出版されているこの本が一番わかりやすいと思います。


これまでのARROWS NX関連記事一覧



[ 2013/07/26 12:56 ] ARROWS NX(F-05F/F-01F/06E) | TB(0) | CM(0)

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